本好きのアラサーがブックタワーを買う
ずっと欲しかった「ブックタワー」。ついに、ついに買った。
ブックタワーと言えども、書店名ではなく、本棚のこと。
なぜ何年間も購入に踏み切れなかったかというと、購入レポートが見つけられない。
1万円を超える家具は慎重に選びたい。だが、いつも商品購入の参考にするInstagramやTwitterを検索しても、「ブックタワー」「タワーシェルフ」(とも呼ばれる)でヒットする投稿は非常に少ない。(ただ投稿されている写真たちは非常に魅力的。)
二の足を踏み続け数年。
冒険ができない自分に嫌気がさし、やっと買いました。実際、おすすめができる本棚だったので、書き残しておきます。お役に立ちましたら幸いです。
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まず、我が家の本棚はカラーボックスが5つ。
コロナ禍で自宅にいる時間が増えたこともあり、私の読書部屋はこんな状態に。素直に見せることもできない。
ふだん生活している部屋にもにょきにょきと生えてくる本たち。
いよいよ本棚を増やすしかないものの、引っ越しも多く、これ以上、幅の広い家具を買うのも気が乗らない。そして、いよいよ思い切って購入した「ブックタワー」。
今回、買ったものはこちら。
「ルネセイコウ SHT-130 タワーシェルフシャトー(ブラック)」
縦置きのボックス型と異なり、本は横置き。ほいほい上へ上へと積んでいける本棚。
木製で落ち着いた色のタワーもあったが、スチール製のものにした。こだわったのは、背板(フレーム)に「隙間」があるもの。背の高い家具なので、なるべく圧迫感がないように。
そして、届くタワー。
届いたときの写真は撮り忘れました。無念。
パーツは土台(ベース)、背板(フレーム)、棚板の3つのみ。レンチも付属されているので、土台と背板を組み合わせて、説明書通りにセットしたねじを回すだけ。
5分ほどであっという間に完成。めっちゃ簡単だった。
部屋に生えている野生のタワーたちを崩し、移動させて…。
めっちゃいい。
私(伸長165㎝)と比べると、こんな感じ。
もう少し背の高い方が良いかもと購入前は悩んだけれども、タワーの近くで椅子に座ったときに「高っ」と言ってしまったくらいなので、丁度よかった。
あとは、地震で揺れたときにどう崩れるか…。土台はしっかり重いので、そこそこは耐えられると信じたい。
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本好きの悩みの1つ、本の収納場所。
それでも、生活の場に本があるのは、やはり良いもの。特別なものではなく、本は生活の一部であってほしい。
『本で床は抜けるのか』(中公文庫)、『蔵書一代』(松籟社)、『絶景本棚』(本の雑誌社)…ここにある本の冊数と比べものにならないほどの本を抱える蔵書家、愛書家たちをめぐるタイトルをいくつか思い出しながら、10年後20年後の我が生活に本があり続けることを願いまして。
# 今週のお題「買ってよかった2021」